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カサスエのこだわり

家紋

昔ながらの伝統的な製法「地張」

「地張」とは、竹ひごを一本ずつ輪にして平行に組み、一本一本丁寧に糸を竹にかぐらせ、骨と骨を繋ぎ丁寧に仕上げます。
京都を中心とした職人が手作業で一つ一つ作るためとても時間がかかる製法です。

  • 1.竹割り

    竹割り

    幅1mm前後になるように削きます。

  • 2.定規取り

    定規取り

    提灯のサイズに合わせて竹ひごの長さを測ります。

  • 3.骨巻

    骨巻

    竹ひごを和紙と糊でつなぎ合わせて丸くします。

  • 4.骨掛け

    骨掛け

    木型に丸くした竹骨をはめ込みます。

  • 5.糸つり

    糸つり

    一本一本の竹骨に麻糸をくぐらせ、竹骨をつないでいきます。

  • 6.紙張り

    紙張り

    出来上がった骨組みに和紙を張ります。

こだわりの伝統を
現代いま

代々引き継がれてきた提灯が、古くて破れたり、破損してしまった提灯はカサスエへお持ちください。 提灯の骨組みから、絵付けして仕上げまで行っておりますので、昔使っていた提灯を再現することができます。

提灯 提灯
提灯

匠の技の絵付け

提灯はその家の家紋、神社仏閣の紋や曳山祭なら山組の名前、山のシンボルなどを描き入れます。
特殊な墨で文字、紋様によって濃度を変え、丁寧に最高のバランスを目指して調整しながら描き入れます。これにより新調に限らず張替でも見事に新しい提灯に生まれ変わります。
繊細で丁寧な技術が要求されるため一つの提灯に数日かかることもあります。